竜舌蘭~このロマンティックな植物


竜舌蘭という植物が日本の地方で開花しているというニュースを皆さんご存知ですか? 今日は8月4日。
50年から70年に一度しか開花しないそれを、島根県にある「いづも大社カントリークラブ」で見れるということです。
しかし、南仏にいる私が何故そんなことをわざわざ言わなくてはならないか?
それは、その植物がうちの庭でもう既に3つ開花し終えているからなんですね。
「蘭」とは名ばかりのこのアロエのお化け、本当にすごいですから機会があれば見に行ってください。
もともとのアロエのような部分は直径が2、3メートル位あってその中央からいきなりアスパラガスの茎のようなものがニョキニョキとでてきて、最後に花の様なものがつくのです。最終的には高さが7,8メートル、いや、もっとになり、『たーまやー!!』という感じです。
わたしもこれを見たときはたまげました。近所の人々も口をそろえて、なんじゃこりゃ。
で、私がこの植物に関して聞いたのは、こういうことでした。この植物は一生に一度しか開花しない。そして、開花はその植物の終わりを意味する。
なんてロマンチックなのでしょう、そしてそれは本当で、全生命を注いで上へ上へと伸びていったこの植物はそれを最後に力尽き、立ち枯れて行きました。周りに沢山の種を落として。(またこれが、ライフルの薬莢のようにでかい)。
我々はその開花をの折、ガーデンパーティを開き、その勇姿を愛でてあげました。
そして、最後に、その竜舌蘭は暖炉の薪となりました。
おしまい。




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